マヌルとチ〇コ増大ボタン

マヌルとチ〇コ増大ボタン


サンドラ

「マヌル君……新しい魔道具が出来たなの。『押す度にカスパーのち●こが伸びるスイッチ型魔道具』なの」


マヌル

「また随分と面白い…………いや、変なものを開発しましたね。それで一回ごとに伸びる長さはどれ位なんです?」


サンドラ

「ランダムなの。ぶっちゃけこれ、低身長煽りかましてくるアレクサンドラ隊を見返す為、私の身長を伸ばそうとして出来た失敗作なの。だから色々な部分がテキトー仕様なの」


マヌル

「えぇ…………それ聞いたら流石に使う気が失せてきましたよ」


サンドラ

「ニヤニヤしながら善人ぶってんじゃねえの。さっさとそれ使って楽しんで来いなの。その魔道具からデータを採取して、私の身長を190cmまで伸ばす装置をはよ完成させたいなの」



マヌル

「heyカスパー! I have gift for you!」


カスパー

「うわ出たよ。今度はどんな厄介ごとを持ち込んでくるつもりだ」


マヌル

「おっとブルーだねカスパー! 自分のチ〇コが小さいのをまだ気にしてるのかな?」


カスパー

「ブッ殺されたいのかな?」


マヌル

「そんな君にプレゼント! 押す度にカスパーのチ〇コがデカくなるボタンだよ!」


カスパー

「んなアホな……いやまあ、私が粗チンを気にしてるのは事実だけどさ。勇者ちゃんなあ…………私の小さいナニを毎晩しおしおになるまで搾り取る上、それで満足できないとペ二〇ンつけて私のケツを掘ってくるのがキツくて、キツくて……」


マヌル

「解る。あれ大変だよね。僕がパーティーやめたのも掘られ過ぎでエグイ切れ痔になったからだし」


カスパー

「ケンシとティゴはお互いで盛りあってるしな…………無理やり勇者パーティーに勧誘された上、私が入った瞬間速攻でパーティー脱退されたのは……”古い友人”のお前じゃなきゃ絶対に許さなかったさ」


マヌル

「いやホントごめんて。パーティーに穴開ける訳にいかなくて。ま、これで気を直してよ。ほいポチッとな」


 ムクリ!


カスパー

「……う、うおおおお!!」


マヌル

「どう?」


カスパー

「あ、ああ! 極短小から短小レベルに大きくなったぞ! これって何度でも押せるんだですよね!?」


マヌル

「勿論。ただその……一回で大きくなる量にかなりバラツキがあるから、そこは気を付けて」


カスパー

「OK! 解った解った! その意味深なニマニマ笑いはちょっと気になるけど、ありがとう! これで勇者を満足させられる! もう掘られたりしなくなる!」



 数日後。


マヌル

「さて、どうなったかな? 面白い事が……いや、良い事が起きてればいいのだけど」


??

「あっ♡ オウッ♡」


カスパー

「やあマヌル………んっ、ふぅ」


 パン! パパパン! パパン! アン!

 紳士的な笑みを浮かべたカスパーの腰は、今までにない程躍動していた。平原を駆ける馬のように優雅で、ブチ切れたオーガのように豪快で、敵から逃げるネネコポンのように素早い腰使い。

 見る人がみれば、その動作から一時たりとも目を離せないだろう。それほど見事な動きだった。


マヌル

「わぁ……凄く愉快な事になってるね。どうしたのそれ?」


カスパー

「ああ、私のチ〇コに魔族の幹部……四魔天のアクメミルクだったかな? 彼女を装備してみたんです」


魔族

「アッ、ドラメルク♡ 名前がちぎゃう♡」


カスパー

「この魔族、かなり便利な装備でしてね。つけてるだけで魔物がほぼ攻撃してこなくなるんです。それに何時でもスッキリ出来ますしね」


マヌル

「一体どんな経緯でそんな事に?」


カスパー

「理想のサイズにチ〇コをデカくするのに成功するまでは良かったんですが…………どうも勇者は粗チンにしか興奮しない異常性愛者だったようでしてね。嫌われてしまいました。まあ掘られなくなったので結果オーライではあるんですが。

 ただ、チ〇コがデカくなった副作用として性欲がエグイ事になりまして、そっちの被害が結構深刻でしてね……ドーナツを見ただけで興奮するようになってしまいました」


マヌル

「割と深刻なレベルで人の尊厳が犯されてる」


カスパー

「それをどうにかする為、アレクサンドラ隊の小さな賢者、サンドラ様に助けをこうたらこの魔族をくれたんです。人権の無いコイツを装備して性欲発散すれば? という言葉と共に」


マヌル

「装備ってそういう意味じゃないと思うけど…………まあ似たようなモンか。しかしちょっと、魔族とは言えちょっと可哀想になるね」


魔族

「そっ、そうだ! こんなの酷すぎる! だから助けっ♡」


カスパー

「アクメミルクさん。アナタは元魔族軍の幹部でしょう? たくさん人を殺してきたはずです。勿論魔族の価値観でそれは別に悪い事じゃ無いのでしょうね。そもそも人間だって魔族をたくさん殺してますし。

 でもここは人間の世界なんです。魔族にはなにしたって無罪だし、人間を殺すのは重罪なんですよ」


マヌル

「だね……ま、頑張ってよ魔族ちゃん。いつか勇者パーティーのつけてた装備として大切に扱われる日が来るからさ。多分」


魔族

「う、うわあああああ!!!!!! 助けてママああああ!!」


カスパー

「お前がママになるんですよ!」


マヌル

「オタッシャデー」


 マヌルはそう言ってその場を去った。

 ──────なお数日後、サンドラが身長増大の魔道具をミスって一寸法師レベルの大きさになってしまうのだが、それはまた別のお話。



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